三笠鉄道記念館 (三笠鉄道村 幌内ゾーン)キ274
線路の除雪を行うのに使われるラッセル式雪かき車で、形式はキ100になります。
機関車に押してもらう形で使用されるので単独では走行することは出来ません。
こういうわかりやすいデザインのものってなんとなく好きなんですよね・・・
保存状態は屋外の割には良好でした。
DD14 1
上のキ274と同じ除雪用の車輌ですが、この車輌はロータリー式除雪機関車でDD14といいます。
ディーゼル機関車と一体となっているため単独で除雪作業を行うことができます。
現在のではこのような大型の除雪機関車はほぼ使用されておらず、小型のロータリー除雪装置付き
モーターカーを使用しています。
キハ27 23
今では懐かしいと思えてしまう北海道向け急行形気動車のキハ27の23号機です。
北海道向け急行形気動車というとキハ56の方が有名でキハ56もこのキハ27と連結して保存されて
いるのですが撮影スペースの都合上こちらの方が良かったので・・・
年々状態が悪くなっているのが気がかりですが、補修作業などを行なってあげて欲しいですね。
ちなみに写真左側にある建造物がS-304蒸気機関車の車庫で中には石炭がばら撒かれていました。
頼りない感じなのですが補強されているためか、案外頑丈に思えました。
他にもたくさんの車輌が保存されているのですが傷みが進行している車輌が増えてきているのが残念です。
特に気動車のキハ22なんかは見るのが嫌になるくらいボロボロになってしまっていて、色褪せも酷く錆びて
穴が出来てしまっているような状態です。修復するにしてもかなり苦労するでしょうね。
何とかならないものなのでしょうか・・・
次回は三笠編の最後にクロフォード公園 (三笠鉄道村 三笠ゾーン)にある車輌を紹介します。